音楽を演奏するには多くの楽器が使われています。最古の楽器は人間が道具を打ちならしたりしたことから打楽器。次は弓矢の弦が風に震えていろんな音が出ることを発見したことから弦楽器。最後に口笛を吹くような動作から、芦(あし)や竹の茎(くき)や動物の角(つの)、ほら貝を吹くようになったことから管楽器だと云われています。(諸説あるようですが)
(楽器と違う!と言われそうですが、やっぱり最初は人の声だと思うのですが。)
楽器は太古の昔から獲物を発見したときの合図や闘争心を鼓舞させたりするときに使用したり、時にはひとが悲しんでいる時に心を落ち着かせたりと私たちは様々なシーンで楽器を利用してきました。昔から楽器は日常生活に無くてはならないものでした。
今日でも楽器は「器用な人や特別な人が使うもの」「専門の教育を受けた人が使うもの」との認識があるかもしれません。確かに上達するためには専門の指導を受け、努力を重ねる必要があると思います。でも、誰でも感動して手拍子を打つ動作は、「手」という楽器を使って自己表現しているのではないでしょうか。
「楽器なんて自分の人生に関係ない。」って言われる人も家の押し入れの隅に小学校で習ったリコーダーが眠っているかもしれないですね。
人間の声も立派な楽器だと思いますが、ここでは「声」以外の楽器についてまとめてみました。
♬ 伐採された後でも湿気に影響されるなど木は生き続けています。木製の楽器は分かりやすいと思いますが、金属製や樹脂製の楽器もしばらく使わないと音が出にくくなるなど反応が悪くなります。眠っている楽器があればたまには音を出してあげてください。触ってあげるだけでも良いんです。乳飲み子と同じなんです。楽器も生き物なんです。育ててやってください。愛してください♡